サカマキのあれこれ

日々の日記やら振り返りを書きなぐっていきます。主に部活(陸上、十種競技)、学修、ゲームやアニメのことなんかを書く予定。

B2の履修まとめ ~1Q~

皆さんこんにちは。これから3月までの期間で1年間の学修についてまとめて行く予定で、今回はその第一弾。科目ごとに書いていくんで、履修科目悩んでるorフォーカス悩んでる方の参考にもなればなと。個人的に、履修申告前にどのフォーカス(金属、無機、有機とかのあれ)に行くか目星をつけといた方がいいと思っている。

一年の流れとしては、1Qではそこまでフォーカスに分かれた授業は無く、授業が分かれ始めるのは2Qのフォーカス概論ぐらいから。フォーカス概論では当該フォーカスでやってることをオムニバス形式で紹介される。そして、3, 4Qでフォーカスに特化し始めた授業が始まっていく感じ。ただ、同じ時間に開講される関係で2Qのフォーカス概論は複数受講できない(は?)。1, 2Qの履修申告がまとまって行われるため春休みまでにフォーカスは目星つけといた方がいいと考えている。(参考までに、フォーカスごとのパンフレットはこちらから)

まず1Qから見ていきます。1Qは必修が多めのせいか他のクォーターより見どころが少なめ。

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1Qの時間割

専門10単位、語学4単位、文系教養2単位の計16単位

【専門科目】

材料量子力学b 【必修】

2単位 90点 (月木の1-2限)

下記の熱力学と同じでaクラスとbクラスがランダムで割り振られる。成績評価は課題でテストは無し。内容は1年の量子化学基礎の復習+少し踏み込んだ内容だった。この先ちょくちょく使われる単元。ここで出てくる内容はしっかり理解しておくといいと感じた(永年方程式とかはあとで出てくる)。アトキンス物理化学【上】使用、スライドを使った講義形式。

材料熱力学b 【必修】

2単位 96点 (火金の7-8限)

例年期末テストのところレポート課題だったが、bクラスは例年の期末とほぼ同じ内容のレポート課題であった。この先しょっちゅう顔を出す分野で、反応動力学、フォノン、状態図と相安定、統計力学など関わる分野は枚挙に暇がない重要な単元。後々熱力学の式が出てきたらぱっと参照できるようにしておくとよい。聞くところだと、2クラスの担当教授が金属と無機で別なのでクラスによって内容が少し無機寄りになったりするらしい(無機はエリンガム図、金属は状態図が出てきたり)。アトキンス物理化学【上】使用、教科書の解説をしていく講義形式。

情報処理概論演習 【必修】

2単位 98点 (月の午後)

所謂お気持ち概論。所以は知りません。VBAExcel動かす内容で、授業は講義は一切なく演習問題渡されて各自で解くだけ。zoomは質問対応と誤字訂正だけに使用していた。先輩からやばいと話は聞いてため、授業始まる前に対策してて何とか対応できた。1年のコンサイとかで他の言語やってたら楽に対応出来そうだが、初心者はおそらく対策必須。まじでほっとかれるだけなんで。とはいえ試験一発勝負で毎回課題出されないため、進捗や学修のペースを自分で決められるのはまだ救いか。(金属の変形は許されない)

VBA自体はは避けて通れるけどあったら楽できるよって感じ。個人的に、Excelに記述することをあまりしないのでぶっちゃけ他の言語で事足りることしか扱わない(すまんそれpythonでよくね?)と思った(VBAの利点を進んで潰していくのがわけわからん)。他の科目の中では、有機実験とフォノンに少し現れる程度。成績はzoom上で中間試験と期末試験やって決定。中間試験は優しめで期末は重め。

ちなみに、こいつを落とすとB3の実験(必修)と被る関係でB4にならないと回収できない。

材料の熱的機械的性質 【選択】

2単位 89点 (火金の1-2限)

この先何度もやる内容と先輩から聞いていたがその通りで、この先で扱う応力とひずみや熱伝導などをざっと扱っていく授業。実際応力とひずみや熱伝導はこの先で何度もやった。熱衝撃は他で出てこなかった気がするが、無機フォーカス開講の授業以外で出てきてるかも。この先出てくる概念をインストールしやすくするための授業という印象を受けた。とはいえ、matlabを使ったり英文を訳したりと内容以外は他の授業と違う点も多々ある。例年持ち込み可の試験らしく、去年100枚近いスライドの資料が部室に置き去りにしてあったのが印象的な授業。

有機化学(構造-Ⅰ) 【選択】

1単位 (合否) (金の3-4限)

基本的に1年の有機化学基礎の焼き直し。教員が優しくて分かりやすかったくらいしか印象に残ってない(スミマセン)。成績は授業毎の課題と期末レポート。マクマリー有機化学(上)使用

工業数学第一a 【選択】

1単位 75点 (火の3-4限)

工学院などと合同で行う授業、内容は複素解析。今のところ、あんまり使わない気がする。フーリエ解析は使うのかもしれないのでそこで役に立つかも?例年は期末試験らしいが今年はレポート課題一発勝負。教授の話が面白かったり、授業内容が興味深かったりするが、点は渋めなので授業出てみて履修するか考えるとよいかも。

【文系教養】

国際関係論B

2単位 88点 (火金の5-6限)

授業が一切なく、本を読んで一本レポート書くだけの科目。例年なら授業やって期末試験の形式。課題図書はアーネスト・メイ著の『歴史の教訓』、内容は二次大戦後期からのアメリカ外交だった。去年教授の話が面白かったのと授業内容が面白かったので履修したが、教授の授業を拝聴できなかったのは心残り。来年どんな形式になるかわからないのでOCWを確認しておくとよい。

【語学】

中国語初級1

1単位 92点 (水の1-2限)

顔出し必須の授業でしたが課題は少なく、期末に自己紹介文を提出するだけだった。先生によって努力度が変わる言語らしい。

英語スピーキング演習第五

1単位 93点 (木の5-6限)

zoom上でおしゃべりするだけの授業。人との関わりが少ない中で、癒し科目だった。

TOEFL対策セミナー(R&W)第一

1単位 81点 (水の3-4限)

TOEFL iBTの対策を行う授業。授業毎に課題が出て、zoom上で期末試験を行う形式。課題が億劫なのもそうだが、それ以上に英語力の低下を痛感した。一年生と一緒の授業なので、受けるならある程度英語力を確認しておく方がいいと思う。

英語第五

1単位 89点 (月の3-4限)

zoom無しでSlack上に課題出すだけの科目だった。

まとめ

全体的に、毎回課題があるか、期末試験があるかでかなり努力度が変わると思った。取り切れるか不安ならシラバスを確認したり初回授業に出てみて決めるのが良いだろう。ただ一時保存でもいいので教務Webに登録しておかないとZoomのリンクが来ないので注意。(この関係でCAPがきつくなってくる3, 4Qはやみくもに履修登録できないので、様子をみて決めるとかができない。仕様なのでご理解(ry)基本は興味のある授業を取ってみるのが良い。この科目が必要とかこの分野は勉強しておくべきといったものは2Q以降、何なら3Qから考えれば十分。あとは自分のキャパととっておきたい単位数やGPTと相談しながら科目を選んでいく感じ。材料系の卒業要件(2020年時点のものはここから)はVBAと実験とって300番台の科目をちょいちょいとれば満たせるので、かなり自由が利くと思う。私の時間割は割と平凡な感じだが、中には系外科目取りまくって時間割魔改造してる人もいた。

最後まで読んで頂きありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。良ければ2Qの分もおつきあいください。